なた豆は食材にも薬にも
なた豆は、さやの長さが40センチメートル以上になるものもあり、豆の大きさは約3センチメートルにもなるものまであります。
中国では、漢方薬、生薬薬膳料理の材料として昔から使われていました。
日本には、江戸時代の初めに伝わってきましたが、食材としても民間療法の薬としても使われていたといいます。
なた豆は体に溜まった膿が起こすような、蓄膿症、歯槽膿漏、扁桃炎などさまざまな症状を改善する効果が期待できます。
なた豆はなじみのある食材
なた豆は、その効果の高さから特別なものに感じられるかもしれませんが、実際は昔から日本人になじんでいるものでした。
例えば、カレーライスと一緒に食べられることが多い福神漬けの材料になっています。
福神漬けは、7種の野菜から作られるので、七福神からならって名づけられていますが、材料は大根、茄子、蓮根、紫蘇、生姜、白瓜、なた豆です。
近年では、なた豆を作る農家が少なくなっているので、実際は安く買える福神漬けに、なた豆が使われていないことも多いようです。
福神漬けに豆は見当たりませんが、豆の方ではなくさやの部分が使われているからでしょう。